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2023年4月25日 (火)

・AI生成画像がフォトコンで優勝



世界的に大きなフォトコンで、AI生成画像(写真ではない)が
優勝してしまいました。

Resize182748
優勝作品
Pseudomnesia: The Electrician(訳‐偽りの記憶: 電気屋)


ただ、この作品を応募したエルダグセンさんは生成系AIによる問題提起が目的で
受賞は辞退したとの事。


写真の評価の専門家がAI生成画像と写真の区別がつかないほどまで
AIが進化したというのはかなり凄いことです。

また、受賞を辞退したとはいえ、
生成画像で芸術的な作品を作り上げたエルダグセンさんの能力も十分に凄い。
また、彼も言っていますが、写真は[Photography] つまり日本語だと光画。
光を用いてフィルムや撮像素子に像を結んだものです。
一方、AIによる画像は入力した言葉をもとに絵を作っていくので[PromptoGraphy]。

ChatGPTを作成したOpenAIのサービスの一つ、DALL-E2で同じようなことが試せます。

最近はChatGPTを含め、生成系AIが話題となっていますが
私はこれらに否定的なわけではありません。
国によっては法律で規制なども考えているところすらあるようですが、
AIはうまく利用することが大事で、人類の発展につながります。

写真においても、自分じゃ思いつかない構図や設定を教えてくれるかもしれません。
AIが作ってくれた画像をもとに自分のオリジナリティを考えることもできる。

生成系AIはまだまだ可能性があるので、上手に使うことで
自分の撮影や編集の技術を上げていくこともできるかと思います。

 

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コメント

これ、顔が重なっているところにすごく違和感があるんですが、なんで受賞できたのかすごく不思議

服の袖の部分が肌に溶け込んでいたり、AIならではの違和感はいろんなところにありますね。
ただ、合成OKの部門だったりすると、そういう部分も含めて「表現」とみなされてしまうのかもしれません。

実際は〜加工合成okの部門への応募だったそうです。
そのような部門ですから、審査員も加工合成であるということを、頭に入れて審査しているはずです。
加工合成は駄目という部門に応募したものなら、撮影者、応募者の写真に対しての考えかた、取り組方が問われます。倫理観が問われます。

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