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2023年11月

2023年11月14日 (火)

・グローバルシャッターって何が凄いの

α9IIIでついに一眼でグローバルシャッターが搭載されました。

afi
そもそもグローバルシャッターって何なの、ということですが
遥か昔に書いたこの記事が参考になります。
・全画素読み出し、夢のグローバルシャッター

上記の記事は2015年の1月に書いたものなので9年弱でようやく世の中に製品が。

9年たつとさすがに世の中の状況が変わります。

 

まず、高速読み出し可能な積層型センサーが出てきました。
そのため、ニコンZ9のようなプロ用機種でも
メカシャッターの無い電子シャッター機種が出ました。
これによって読み出し速度が
フォーカルプレーンシャッターの幕速にだいぶ近くなりました。
なので、蛍光灯などの50Hzや60Hzではほとんどフリッカーが見えない。

ただし照明環境もだいぶ変わってきています。

 

2015年では蛍光灯が一般的な光源でしたが
現在はLEDが主流。
LEDだとフリッカーが非常に激しく出ます。
また、調光可能なLEDだとフリッカーの周期が1000Hzとかかなり高かったりする。
そうすると高速読み出しのセンサーでもフリッカーが見えます。

高速読み出しのZ8の電子シャッターによるLEDのフリッカー
Resezed185244

暗いところと明るいところがある。

 

この問題はグローバルシャッターであれば発生しません。
(ただし面間フリッカーは発生)
Menkan


あとはやはりグローバルシャッターで特に大きいのが
ストロボの全速同調。
メカシャッターでもストロボ同調速度1/180などがあり、
それ以上のシャッター速度になるとスリット走行になるため
変な写真が撮れてしまいます。

それよりも早いシャッター速度でストロボを使うためには
ハイスピードシンクロをする必要があります。
ハイスピードシンクロの場合は
ストロボを連続発光させるため、発光できる光量が下がってしまう。
(上の図が普通の発光、下の図がハイスピードシンクロ時の発光)
7_20231114104701
グローバルシャッターだと、ストロボが一番強く光った瞬間で撮影できるので
(上の図で言うと、発光量がピークの瞬間)
日中にストロボを使った場合、昼間なのに空を暗くなるような不思議な写真が撮れたりする。


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