・激安のレンズ保護フィルターがヤバい
先日、無名のブランドの激安レンズ保護フィルターを購入しました。
82mm径で500円ほどです。
購入した理由はフィルターのガラス面ではなく、
枠の部分だけが欲しかったので、激安のものを選んだのですが
フィルター面が非常にお粗末なものでした。
白い反射があるのが激安フィルター、
青い反射のがK&Fコンセプトのフィルターです。
K&Fコンセプトも中華性の廉価フィルターなのですが、
まだ、ガラスに何らかのコーティングがされています。
しかし、激安フィルターは何のコーティングもされていないただのガラス板。
パッケージにはUVcutの文字がありましたが嘘です。
これだとフィルター付けるとゴーストが盛大に発生する。
絶対に使ってはいけないレンズ保護フィルター。
とは言えK&Fコンセプトのが適切なコーティングかというとそうでもなく、
この青い光を反射するのはいわゆるブルーライトカット効果なので
画像の色が黄色っぽくなるなどの問題も生じます(デジカメらならオートホワイトバランスで補正される)。
コーティング面で反射した光がセンサに当たることで青色のゴーストも発生します。
ちゃんとした反射防止コートだと、アンバーやグリーンの反射の光が見えます
(そもそも、光の干渉の効果で余分な光をカットするので反射光はあまり見えないはず)
とはいえ、どんなに高価な保護フィルターでも
大事な撮影の時には保護フィルターはなるべく外すべきです。
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