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2024年7月

2024年7月31日 (水)

・laowa 10mmF2.8 ZERO-Dを確認

ニコンZ用の超広角レンズとして購入してみました。
発売日前に予約したのに、届くのに3か月くらいかかった…。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

LAOWA 10mm F2.8 ZERO-D FF (AF) ソニーE用 《納期約2ヶ月》
価格:148,500円(税込、送料別) (2024/7/31時点)


今までフルサイズ用超広角レンズはペンタックスKマウントでLaowa12mmを使ってたので
そこからさらに2mmも広角に。
Zマウント用ではAFも使えます。
(電子接点との接触が少し悪いので、レンズ装着時に注意。
うまくAF動かないときはレンズを回したりすれば行けました)

開放から1段ごとに絞って撮影

F2.8
Resezed187346

F4.0
Resezed187345

F5.6
Resezed187347 

F8.0
Resezed187343

F11
Resezed187344

中心部付近を拡大
_dsc_9318_all

中心付近は開放でもかなり解像度が高い!

6割くらいの中間像高あたり
_dsc_9318_all1
この付近は解像度が凄い悪く、係留禁止の看板の文字がほとんど読めません。

8割像高あたり
_dsc_9318_all2
先ほどの6割像高のあたりとは異なり、この部分のほうが看板の文字が読めます。
通常は周辺に行くほど解像度が下がる物ですが、
このレンズでは中間でいったん解像度が下がった後、その外側は若干解像度が上がります。
超広角レンズで、歪曲収差頑張って補正した影響が出てるのかもしれない。

最 周辺部
_dsc_9318_all3  

流石にこのあたりはコマ収差などが厳しい。
絞っても像性能はあまり改善しない。

 

天体撮影に使えたらいいなーと思い星空撮影。

 

F2.8開放で撮影
Resezed187351

 

SNSようで小さいサイズで見れば問題ありませんが、
少し拡大すると星の放射方向への流れがとても気になります。
とくに6割像高程度の位置でも流れている。

Result2

また、周辺光量落ちが大きく、
最周辺部(9割像高あたり)ではノイズに埋もれてしまっています。
可能ならF4.0くらいまで絞らないと厳しい。
星空撮影にはこのレンズは厳しいという印象。
パースを活かした写真を撮るのには良さそうです。

Resezed187348

Resezed187349

Resezed187350

 

2024年7月28日 (日)

・laowa 45mm F0.95で星撮影/ホタル撮影

超大口径レンズが活きる暗所での撮影、
星撮影とホタル撮影でlaowa45mmF0.95を使ってみました。


・ホタル撮影
絞り開放F0.95で撮った結果がこちらです

Resezed187338

前回のチャート撮影時では口径食厳しいかなと思ったのですが
実撮影で意外とそれほど気にならない。

F2.0相当まで絞った場合
 Resezed187339

口径食はほとんど気にならなくなりました。
ただ、ボケの大きさは小さくなるので、ここは意図した表現になるように調整すれば良さそう。


・星撮影
絞り開放はさすがに厳しいのでF2.0まで絞って撮影

Resezed187340

周辺部

Result_20240728201701

F2でそれなりにコマ収差は気にならなくなります。
気になるならF2.8まだ絞ればよさそう。

この開放F値でこの値段であれば結構お買い得です。

 


2024年7月21日 (日)

・キヤノンのフラグシップミラーレスEOS R1がついに発表

キヤノン・ニコン・ソニーと
一眼レフからミラーレスに本格移行して数年
ついにキャノンからもミラーレスフラグシップ機が発表されました。
個人的に気になった部分をまとめておきます。

・メカシャッター時最高12コマ連写
 一眼レフのEOS1DXの時は16連写でした。
 一眼レフ時のほうがミラーを動かすなどハードルが高いのに。
 電子シャッター時は40コマですが、電子シャッターの歪補正の性能が上がり
 メカシャッターはあんまり必要ないということの割り切りだろう。
 実際他社機ではメカシャッターを搭載していない機種も増えている。
 
 
・AIによる超解像とノイズ除去機能
 AIで400%に拡大する機能がありますが、この機能には実物を見るまでは
 まだ懐疑的です。
 ハイスペックグラボを積んだPC用のソフトすら
 超解像では不自然な画像に場合もあるし処理時間もそれなりにかかります。
 
 レンズ情報や画像処理の詳細がわかっているとはいえ、
 そこまで高精度にできるとも思えません。
 
 理由のひとつ目は、それだけの専用の画像データを果たして集められているのか。
 超解像をやるためには数千万枚などのオーダーで学習データを集めます。
 新規センサーで新規の絵作りの画像をこれだけ集められるのか疑問。
 
 理由の二つ目は、専用のセンサーレンズ画像処理をしている
 iPhoneのデジタルズームですら微妙だからです。
 iPhoneのデジタルズームも超解像を使用してますが、
 特に文字は象形文字のように不自然になることが知られています。
 Img_2406
 
 スポーツ用のカメラだと、選手のユニフォームに印字されたスポンサー名などが
 こういう風に象形文字になってしまうとかなり怒られると思う。
 
 
AFについてはかなり凄そうですが、使ってみないとわからないので
ここでは言及いたしません。

 

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