・laowa 10mmF2.8 ZERO-Dを確認
ニコンZ用の超広角レンズとして購入してみました。
発売日前に予約したのに、届くのに3か月くらいかかった…。
今までフルサイズ用超広角レンズはペンタックスKマウントでLaowa12mmを使ってたので
そこからさらに2mmも広角に。
Zマウント用ではAFも使えます。
(電子接点との接触が少し悪いので、レンズ装着時に注意。
うまくAF動かないときはレンズを回したりすれば行けました)
開放から1段ごとに絞って撮影
中心付近は開放でもかなり解像度が高い!
6割くらいの中間像高あたり
この付近は解像度が凄い悪く、係留禁止の看板の文字がほとんど読めません。
8割像高あたり
先ほどの6割像高のあたりとは異なり、この部分のほうが看板の文字が読めます。
通常は周辺に行くほど解像度が下がる物ですが、
このレンズでは中間でいったん解像度が下がった後、その外側は若干解像度が上がります。
超広角レンズで、歪曲収差頑張って補正した影響が出てるのかもしれない。
流石にこのあたりはコマ収差などが厳しい。
絞っても像性能はあまり改善しない。
天体撮影に使えたらいいなーと思い星空撮影。
SNSようで小さいサイズで見れば問題ありませんが、
少し拡大すると星の放射方向への流れがとても気になります。
とくに6割像高程度の位置でも流れている。
また、周辺光量落ちが大きく、
最周辺部(9割像高あたり)ではノイズに埋もれてしまっています。
可能ならF4.0くらいまで絞らないと厳しい。
星空撮影にはこのレンズは厳しいという印象。
パースを活かした写真を撮るのには良さそうです。
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