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2024年7月21日 (日)

・キヤノンのフラグシップミラーレスEOS R1がついに発表

キヤノン・ニコン・ソニーと
一眼レフからミラーレスに本格移行して数年
ついにキャノンからもミラーレスフラグシップ機が発表されました。
個人的に気になった部分をまとめておきます。

・メカシャッター時最高12コマ連写
 一眼レフのEOS1DXの時は16連写でした。
 一眼レフ時のほうがミラーを動かすなどハードルが高いのに。
 電子シャッター時は40コマですが、電子シャッターの歪補正の性能が上がり
 メカシャッターはあんまり必要ないということの割り切りだろう。
 実際他社機ではメカシャッターを搭載していない機種も増えている。
 
 
・AIによる超解像とノイズ除去機能
 AIで400%に拡大する機能がありますが、この機能には実物を見るまでは
 まだ懐疑的です。
 ハイスペックグラボを積んだPC用のソフトすら
 超解像では不自然な画像に場合もあるし処理時間もそれなりにかかります。
 
 レンズ情報や画像処理の詳細がわかっているとはいえ、
 そこまで高精度にできるとも思えません。
 
 理由のひとつ目は、それだけの専用の画像データを果たして集められているのか。
 超解像をやるためには数千万枚などのオーダーで学習データを集めます。
 新規センサーで新規の絵作りの画像をこれだけ集められるのか疑問。
 
 理由の二つ目は、専用のセンサーレンズ画像処理をしている
 iPhoneのデジタルズームですら微妙だからです。
 iPhoneのデジタルズームも超解像を使用してますが、
 特に文字は象形文字のように不自然になることが知られています。
 Img_2406
 
 スポーツ用のカメラだと、選手のユニフォームに印字されたスポンサー名などが
 こういう風に象形文字になってしまうとかなり怒られると思う。
 
 
AFについてはかなり凄そうですが、使ってみないとわからないので
ここでは言及いたしません。

 

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