・アトムレンズの黄変を直す2
アトムレンズと呼ばれる放射線を発する硝材を使って作られたレンズは
時間がたつと黄色に変色する問題を抱えています。
紫外線を当てると改善するという話があり、前回試しましたが、
当てた時間が短かったのかあまり効果がありませんでした。
そこで今回は1週間以上炎天下に置き変化を確認してみました。
確認方法は、
太陽光下に置く前と置いた後で、同じ被写体、同じ光源で撮影。
現像時に同じパラメータで現像して、色の違いを確認します。
撮影した画像がこちら
太陽光にあてた後
太陽にあてた後の色を基準として、その色がグレーになるように
ホワイトバランスをそろえました。
見た目でも、太陽にあてる前のほうが若干アンバーっぽい色になってるのがわかります。
数値で評価すると子のようになります。
Δabで2以上離れていて、
beforは黄色方向にずれています。
前回と明らかに異なり、これはしっかりと紫外線で黄変が改善してると言えます。
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