・星をより輝くように見える現像方法 (疑似ソフトフィルター)
星景写真や天体写真ではソフトフィルターを使用して
明るい星を大きく映すことが良くありますが、画像処理で何とかならないか考えました。
広角レンズで実際のソフトフィルターを使うと
画像周辺部では星像が放射方向に延びてしまったりします。
また単純にソフトフィルターを持っていくのを忘れたり…。
そこで画像処理で何とかしようといろいろ考えた結果を共有します。
まずフォトショップなどのレイヤー処理ができるソフトで
画像を読み込みます。
読み込んだ後に、同じレイヤーを作成して二つに。
下側のレイヤーだけトーンカーブなどを使用して明るくしておく。
上のレイヤーにマスクを貼って
下の明るくしたレイヤーが見えないようにします。
明るい星の部分だけブラシでマスクを除去(黒で塗る)
すると星の部分だけ明るくしたレイヤーが見えるようになります
処理前と処理後のアニメーション
この処理方法が現状では一番自然に見える気がします。
ソフトフィルターという名前の通り、
ぼかした画像と比較明合成するなども試しましたが
それではうまくいきませんでした。
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ご存知かもしれませんがFlatAideでも簡単にソフトフィルター効果をつけられますよ。
ソフト化する星を限定するのがこちらの手法のようには自由にはできませんが、検出サイズの指定はできますからある程度の選択の自由はありますね。
まぁ、慣れている方法が一番いいですね。
こちらのブログを見られる方に、他にも手段があると知ってもらえたらと思いコメントいたしましたm(_ _)m
投稿: カメラde遊ing | 2024年9月 1日 (日) 07時21分
情報ありがとうございます。
FlatAideというソフトを知りませんでした。
専用ソフトを使うと簡単に処理できそうですが
具体的なアルゴリズムがわかったほうがいいと思い、
一般的なフォトショップでの処理を検証していました。
(sequatorのコンポジットも自分でアルゴを考えてやりたい…)
投稿: 管理人 | 2024年9月 1日 (日) 12時38分