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2024年9月12日 (木)

・面内ブレ(ブラー)を防ぐ

動画撮影時は面内ブレと面間ブレ、二つのブレに気を付ける必要があります。
以前書いた面内ぶれと面間ブレの記事。


面間ブレは、電子手振れ補正や、
動画編集ソフトでのスタビライズ機能で補正することが可能。

電子手振れ補正機能のみのカメラで撮影すると
以下のような動画が撮れる場合があります。

Photo_20240912223201

手振れは抑えられているのですが、何となくぼやけたような映像になっています。
この現象は面内ブラーとかにじみとか残像ブレとか言われたりします。

一枚切り出し。
Blur




一枚切り出しで見てみると、普通に手振れしたような画像になっている。
この手ぶれ(面内ブレ)によって動画ではぼやけたように見えてしまうのです。
ただ、この面内ブラーは電子手振れ補正をかける前の動画では目立ちません。

Timeline-1

手振れ補正をかけるまえは、そもそも画面全体のブレがひどいのと
面内のブレの方向と画面全体のブレの方向が一致するので、
あまり気になりません。
面内ブラーは電子式手振れ補正をすると目立つ現象です。


この現象を防ぐ方法として一番効果的なのは光学手振れ補正を使用することです。
ただし、カメラに機能がついてない場合は使えません。
その場合は、シャッター速度をなるべく早くするのことで対策できる。

ただし、その分ISO感度を上げて撮影する必要があるため
夜間などはノイズが目立ってしまいます。
最近は動画編集ソフトでのノイズ除去も優秀なので
面内ブラーよりはノイズのほうがましです。
ただ、夜間は1/100(西日本は1/120)より早くするとフリッカーが出る場合があるので注意。

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