・彗星を撮った時の設定2
紫金山・アトラス彗星は去ってしまいましたが、
次の大彗星が来た時に備えてメモしておきます。
彗星を撮影できる時間帯は2つあります。
一つ目は日の出前。
前回の記事で書きました。
今回は日の入り後に彗星が見えるときの撮影の設定です。
撮影場所の探し方などは日の出前の時と同じです。
彗星が見える方角にだけ注意。
日の入り後の彗星撮影で一番難しかったのは
彗星が見える場所の探し方でした。
日の出前の撮影の時は、空が暗いので
そのあたりの方角にカメラを向ければ容易に発見できました。
日の入り後の場合は、空が明るいのでなかなか見つけられない。
いつも紹介していたソフトはstarwalk(無印)なのに注意。
2も有料でお金かかるのですがそれだけの価値はあります。
AR重畳で彗星の位置を示してくれるので場所をすぐに特定できる。
また、空がそれなりに開けてる場所なら同じ目的の方がほかにもいると思うので
その人に聞くというのも手の一つ。
同じ趣味の仲間として情報交換するのも楽しいです。
見つけさえすれば後は簡単。
赤道儀使う場合は、都心での新星景写真の撮り方のように構図を決める。
赤道儀がない場合は、
焦点距離70mmくらいの場合は
まだ明るいうちは、シャッター速度優先で大体2秒くらいにシャッター速度を固定して、
絞りとISO感度で明るさを調整して撮ります。
ただ、地平線に近づくほど、空気が霞んでいるので、
ベストの位置で撮るのが難しい…。
(高い山なら、低い空でも空気が澄んでるけど)
沈む彗星の現像結果
三回目の撮影では、星も結構写り、コンポジット合成ができたので
彗星のアンチテールも映し出すことができました。
« ・彗星を撮った時の設定 | トップページ | ・クアッドピクセルのさらに上をいくセンサー »
「写真講座」カテゴリの記事
- ・写真編集時の周辺環境について(2024.11.13)
- ・クアッドピクセルのさらに上をいくセンサー(2024.11.02)
- ・彗星を撮った時の設定2(2024.10.30)
- ・彗星を撮った時の設定(2024.10.05)
- ・面内ブレ(ブラー)を防ぐ(2024.09.12)
コメント