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日記・コラム・つぶやき

2022年4月 1日 (金)

・ミラーレスのレンズを一眼レフにつける

一眼レフのレンズはマウントアダプターを使えばミラーレスにつけられます。
一方、ミラーレスのレンズは一眼レフには付けられません。

これはなぜかというと、フランジバックによるものです。

フランジバックとはマウントからセンサまでの距離です。
202241-1

上の図が一眼レフ、下の図がミラーレスです。
ミラーレスに一眼レフレンズをつけるためには、
マウントアダプターで一眼レフのフランジバックと同じ長さにすればよい。
202241-2

長さを合わせるだけなので、マウントアダプターはタダの筒でOK
(AFをさせたりするには電気接点が必要だったりするが)

一方、ミラーレスのレンズを一眼レフにつけようとするには、
このようになってしまいます。
202241-3
レンズがボディにめり込んでしまう。

じゃあ、ミラーレス用のレンズは一眼レフにつけられないのか?
答えは否。
光を曲げれば付けられます。

202241-4
上の図のように、普通にレンズをつけると、イメージセンサー上ではボケた像になるが、
光を曲げれば下の図のように結像します。

身近にある凹レンズといえば、近視用のメガネ。
一眼レフにメガネをかければミラーレス用レンズでもこんなにくっきり!

Resize181212

※毎年恒例、4/1エイプリルフールネタです。

2021年5月25日 (火)

・皆既月食が赤い理由

2021/5/26に皆既月食が日本で見れます。

Resize_imgp8929

皆既月食は地球の影に入る現象です。

Lunar-eclipse-1

地球の影に入ってしまうと光が当たらないので月は見えないはず。
それがなぜ赤く見えるのか。

赤く見える理由は夕日が赤くなるのと似ています。
  Resize_imgp8366

夕日は昼間に比べて空気の層を長い距離通過します。
空気中は青い光が散乱してしまうので(空が青い理由)
長い距離を通ってきた光は赤っぽくなります。

Air

地球の大気を通ってきた光は赤っぽくなります。
そして、真空の宇宙と地球の大気(空気)では屈折率が違うので
光が屈折して、地球の影の部分に入り込みます。

Lunar-eclipse-2

この光で照らされることで、皆既月食が赤くなるのです。

2021年4月 1日 (木)

・シフトレンズで俯瞰撮影

最近はドローンを使った高所からの俯瞰撮影写真をよく見かけます。
ドローンを使うところまで行かなくても、超長い棒や
巨大三脚を使って高めの場所から撮影することもあります。

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しかし、これらの装備は大掛かりになりがち。
同等の効果がシフトレンズで出すことができます。
シフトレンズで建物を正立させて撮るのは割と有名です。

シフトなし
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シフトあり
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原理は以下のような感じです。
Shift-1 Shift-2

シフトありだと、高所から撮影したのと同等の効果が得られる。
Shift_2

この効果をうまく活用することで、
俯瞰のように高所から撮影したように見せることもできます。
ただし、シフトレンズ自体が高い…。
ペンタックスであれば、
構図微調整機能でシフトレンズと同等の効果が出せます。

せいぜい、2-3m高所から撮影したように見える程度ですが。
普通に撮影。
Resize176522

シフトして撮影
Resize176521

この方法で構図に表現の幅をもたせたり、
多少の人混みでの撮影で対策することができます。


※恒例、4/1エイプリルフールネタです。こんな事できません

2020年7月 1日 (水)

・カメラ業界大幅縮小

スマホにデジカメ業界が食われていたのに続き、
新型コロナウィルスの影響でカメラ業界はこれまで以上に縮小しています。

コロナによる不況もさることながら、
旅行に行けない→カメラは必要ない
オリンピックなどのイベントが中止→プロの買い替え需要も無くなる

こういった状況の中で、
カメラ雑誌の、カメラマンが廃刊、
アサヒカメラも廃刊。
広告収入が大幅に減ったことが主原因らしい。

そして、オリンパスのカメラ事業売却。
おそらく多くのカメラエンジニアが
オリンパスを去り、中華系企業に行くのだろう。
ここ最近は中華系企業のエンジニア引き抜きが非常に活発です。
スマホメーカやDJIなど。
不況とはいえ、エンジニア軽視の日本企業のスタイルだと
日本の技術がどんどん失われる。

その他のメーカもどうなるかわかりません。
ペンタックスはなんだかんだで恵まれていたのかもしれない

2020年6月 3日 (水)

テレワーク

コロナの影響でテレワークになって3ヶ月位たちました。
家で仕事をすると、家のPCの前にずっといることになります。

そうするともはや仕事が終わる頃になると、かなり疲れて、
PCでの作業がしんどくなります。
つまり、ブログの記事を書く気力がなかなか起きない。
ブログの更新は家で一人でできることなのですが、
意外とコロナの影響を受けています。

コロナの流行が落ち着いても、おそらくコロナ前の世の中に戻ることはないと思っています。
毎朝定時にオフィスに出社して、という世の中は戻ってきません。
リモートがメインになり、どうしても必要な場合に出社する、という働き方が一気に進むと思います。

働き方だけでなく、スポーツ観戦やライブなども同様で
ARやVRを用いたリモートが中心になってきます。
5Gなどの技術を用いて10年後くらいに普及するような生活スタイルが
あと1-2年で定着してしまうと思います。

写真撮影のスタイルも今後は変わってきて、有名スポットに大勢集まるとかはなくなってきて
自分だけの撮影スポットを見つける、というのが主流になってくるのではないかと考えています。
もしくは、土日に集中することがなくなるとか。
そのときにどんな写真が撮れるか、今から考えておいても良いかもしれません。

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2020年4月 1日 (水)

・MFレンズをAFとして使う方法

最近は中国製や韓国製のレンズが
安くて性能の良いものが出ています。
しかし、その殆どがマニュアルフォーカス。

AFを実現するためには、マウントの電気接点で
レンズとボディで通信をしなければいけません。
この通信方式を解析したりするのが難しいため
殆どがMFになっています。


ところで、コントラストAFは
画像のコントラストが一番高くなる時、ピントが合っていると判断するので
カメラのボディ側だけでもピント位置を判断することが可能です。

そのため、カメラによっては、コントラストAF限定ですが
MFレンズをAFにする機能が付いています。

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大体、コントラストAFの設定の中にある。
ただし、保証対象外のレンズでの動作であること、
位相差AFではなくコントラストAFであることから、AF速度は遅い。
しかしAFが使えるというのはかなりのメリットです。


※4/1エイプリルフールネタです。

2019年4月 1日 (月)

・手振れがしない撮影方法

最近は「三脚禁止」の場所が増えてきてしまいました。
夜景などを撮りたい場所では三脚禁止は致命的です。
写真
六義園の桜のライトアップも三脚禁止。

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こういった場所でもカメラの手振れ補正機能を
最大限生かす構え方をすれば例え1秒でも4秒でも
手振れを抑えることができます。
(人や焦点距離にもよります)

普通に手持ちで撮影
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手振れ補正機能を最大限に生かす構え方で撮影(2秒)
Resize166981

カメラの手振れ補正は、
カメラを中心に回転してしまう、
ヨー、ピッチ、ロールの補正に強く、
水平方向に動くシフトブレには弱いです。
また、プルプルとした高周波成分のブレ補正には強いのですが、
ゆっくり動く低周波のブレには弱いという特性があります。

そこで、構えるときは、シフトブレをなるべくなくす、
低周波のブレをなるべくなくすのが大事になります。

最近の手振れ補正が入ったカメラでは
構え方としては、カメラをがっちり力を入れて握ります。
力の入れすぎでプルプルしても構いません。
補正されます。
足を大きく開き、低周波のブレをなるべく抑えます。
(シフトブレはそもそもマクロ被写体じゃないと発生しない)

とにかく力を入れて、がっちりと構えることが重要です。
(お相撲さんのような感じ)
シャッターを押す瞬間からは、息を止める。
呼吸が低周波なブレにつながります。

これで広角なら4秒くらい止められます。
ISO感度がかなり下げられます。

 

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2019年1月 1日 (火)

2019あけましておめでとうございます

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あけましておめでとうございます。
2018年はさらにブログの更新頻度が下がってしまいました。
ネタが尽きてきた、というのもあるのですが、、

勉強して身についたことは少しずつでも書いていきますので
今年もよろしくお願いいたします。

2018はスマホカメラが一気に進化した年でした。
おそらく2019はAI関係の技術がカメラにたくさん入ってくるでしょう。
このあたりも勉強をしています。

今年もよろしくお願いします

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2018年4月 1日 (日)

・曇りの日でも満天の星空を撮る

冬の太平洋側は晴れた日が多く、乾燥しているので
星がきれいに見えますが、
夏になるにつれ、雲が増えて星が見えにくくなります。

星を撮影するのには、天気に気を付ける必要があります。
しかし、多少の薄曇り程度であれば満天の星空を撮影することが可能。

雲は水蒸気でできています。
この水蒸気が星の光をさえぎるのですが、
光の赤い成分はほぼ遮られずに地上まで到達します。

Air
夕日が赤いのは、空気中(水蒸気の中)を長い距離通過しても
赤い光の成分だけ遮られないから。

そのため、星撮影時に赤いフィルターを用いて
赤い光だけを拾うようにすれば星が写せます。


受験勉強の赤シートのようなものをレンズの前に付ければよい。

通常撮影の写真
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赤シートを用いた写真
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このように画像自体は真っ赤になってしまうので、
白黒にする必要あり。
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かなり星が写っているのが分かります。

ちょっとコントラストをいじると見栄えが良くなります。

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※毎年恒例の4/1ネタです。

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2018年1月 1日 (月)

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。
2017年は本業が非常に忙しく、更新頻度が非常に下がりました…。

今年は、写真の最新技術だけでなく、
ベイヤーの補間方式や色空間変換なども勉強していきたいと思っています。

今年もよろしくお願いします

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