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写真講座

2017年11月25日 (土)

・ティルトで花火撮影

ミニチュアのような撮影ができるティルト撮影
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このティルト撮影を花火で行ってみました。
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露光間ピントずらしではありません。

かなり独特な表現ができています。
ただし、この花火でのティルト撮影は意外と面倒くさい。

ティルト撮影ではピント位置以外を大きくぼかす為
絞り開放で行います。
しかし、花火撮影で露出をコントロールするのは、「F値」です。
明るい花火ではF16とかまで絞ったりします。
シャッター速度は花火の数をどれだけ入れるかに使用し、
ISO感度は最低感度にするため、
絞り開放では露出をコントロールするすべがない。
そこで使用したのが可変NDフィルター

これで露出をコントロールすることが出来ます。

今回撮影した機材はこんなかんじ。
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パナのマイクロフォーサーズ、
中華製のティルトができる安いアダプタ
Kマウントの絞りリングがついている明るい単焦点
可変ND

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2017年11月16日 (木)

・平均合成で水面を滑らかに

田貫湖で星撮影と富士の夜明けの撮影をしてきました。

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この写真、何気ない一枚に見えますが、
実は16枚合成したものです。

合成する前の一枚は
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合成することで、水面や雲がなめらかになっているのがわかります。
今回の合成は平均合成で一枚が4秒なので
計64秒になります。

長秒撮影でも水面がなめらかになりますが、
似たような効果を平均合成でも出すことが可能。

ただし、エッジのキツイ同被写体がある場合は注意。

今回はPhotoshopのレイヤー機能で合成しています。
Photoshopで比較明や加算合成は簡単なのですが、
平均はちょっと面倒くさい。
画像が二枚の場合
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上のレイヤーの透明度を50%にすればよい。
枚数が多くなると面倒くさいです。
4枚の場合、下の図のように
二枚ずつ合成していく必要があります
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それぞれのレイヤーの透明度を25%にすると
一番下のレイヤーの支配率が高くなってしまいます。

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2017年11月12日 (日)

・Irix 11mmで天体撮影

天体に特化して作られたと言っても過言ではない
irixのレンズ。
田貫湖まで星の撮影に行ってきました。

前回、イルミネーションを撮ったとき
LEEのソフトNo5のフィルターは効果が強いかな、
と思いましたが、星ぐらいの明るさだとちょうどいい。
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ちなみに、LEEのソフトフィルターはNo1から順に効果が強くなり
No5が一番強い効果です。

月が出ると、明るすぎてこんな感じになってしまいます。
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ちょうど富士山の頂上から月が昇りました。

ソフトフィルターを外して撮影
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画像右上と左下に若干ゴーストが発生している。

比較明合成用に、インターバル撮影をしていたカメラもあったのですが
雲が結構動いていて大変な結果に。(これはirixではないレンズ)
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これなら純粋な長秒露光のほうがきれいな写真になった。
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約40分露光、 LAOWA12mm + KANI光害カットフィルタ使用

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2017年11月 5日 (日)

・アナモフィックレンズとは

最近の映画では縦横比が21:9といった、
極端に横長なアスペクト比のものがあります。

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このような極端に横長の映像だと
撮像素子の縦横比とかなりの差が生じてしまいます。
ほとんどの撮像素子は4:3か3:2です。

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たとえば3:2の撮像素子で21:9の画像を得るためには
上下の大部分をクロップすることになります。
そうすると使われない画素がたくさん出てきます。
さらに、縦方向の画素数が不足してしまう。

そこで使われるのがアナモフィックレンズです。
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こんな形で、かまぼこ板のようなレンズ。
このレンズは縦方向にギュッと縮める力を持っています。
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こんな感じの像になる。

この状態であれば、撮像素子を無駄に使うことはありません。

このように撮影した映像などを
後で画像処理で横に広げれば映画と同じ21:9にすることができます
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横方向の解像度は若干劣化してしまいます。

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2017年11月 3日 (金)

・Irix 11mmF4の像性能を確認

前回:基本スペックの確認

日本ではまだ代理店が無く、個人輸入するしか無い
Irixのレンズを購入しました。
フルサイズで11mmという超広角レンズです。
今回はレンズの像性能を確認しました。
比較対象はスペックの近い
LAOWA12mmF2.8 zero-Dです

レンズの大きさは、F2.8と明るいのに
圧倒的にLAOWA12mmの方が小さい。
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やはり超広角で1mmを縮めるのは難しいのか。
LAOWAはフードも金属製で質感が高い。
irixは実質SAMYANG製造と言われており
質感・塗装はそれほど高く感じない。

肝心の映りについて。
ペンタックスのRRSを使用して撮影しています

Irix11mm 開放
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LAOWA12mm 開放
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レンズ前玉が大きいだけあって、
開放での周辺光量落ちはIrixの方が少ない。

中心付近の拡大
Photo

それぞれ開放とF11を載せています。
中心付近の解像度はIrixが僅かに高く感じられる。
ほとんど僅差だが。

左下
Photo_2

倍率色収差はirixの方が大きい。
RAW現像ソフトで補正しないと気になる。
倍率色収差は絞っても改善しないのできつい…
(ニコンのカメラならば、3rdパーティーレンズでも
 倍率色収差を補正してくれる。すごい)

開放での像性能はirixが若干上か。
開放F値は一段暗いけど。

左上
Photo_3

右上
Photo_4

右下
Photo_5

irixのレンズは右側が明らかに片ボケしている…。
開放だと顕著。絞れば大丈夫そう。

値段的には4万円ほどLAOWAのレンズのほうが高いが、
星撮りにはirixが機能的にオススメ。
(値段も考えるとサムヤン14mmが一番いい)

一般実写

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気になるほどの歪曲収差はなさそう。

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2017年11月 1日 (水)

・Irix 11mmF4を確認

海外通販で、バックオーダー状態で
何カ月も放置していたレンズが急に届きました。
(すでに超広角は別のものを買ってしまった…)
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Irixのレンズは日本では販売されていないのですが、
15mmや11mmの二種類が有り、フルサイズイメージサークルの超広角レンズで、
天体用に様々な工夫が凝らされているレンズです。

工夫1:リアにフィルターホルダー有
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ここにソフトフィルターを付けることができます。

工夫2:ピントリングを固定可能
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ピントリングの上にあるリングを締めると、ピント位置が固定されて、
無限遠を出した状態で不意にピント位置をずらしてしまう誤操作を防げる。

工夫3:ピントリングで無限遠の位置にクリック感がある
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無限遠のところでカチッとハマるので、無限遠が簡単に出せる。

工夫4:無限遠キャリブレーションができる
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気温や湿度によって、無限遠のピント位置は若干ずれます。
これを前述の無限遠位置に微調整ができる。

次回は、実写で性能確認をします。

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2017年10月28日 (土)

・最近のAFの技術の進化

以前はライブビュー専用(コンデジやスマホも同じ)のコントラストAF
一眼レフで使用される位相差AFの二つの種類くらいしかAFの方式ががありませんでした。

位相差AFはAF用ユニットの中に、AF用センサーが入っています。
このAF専用画素をメインの撮像素子に埋め込んだものが
像面位相差AFです。
この方式だと、ライブビューでも高速にAFが可能です。

像面位相差画素は2つで1セットで、それぞれ半分マスクがしてあります。
そのため、AF用の画素を埋め込むと、その部分が画素欠陥となります。
たくさん埋め込むとAFの性能が上がりますが、画質が低下します。

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また、通常撮影用の撮像素子は画素ピッチがとても狭いので、
暗いところに弱いという欠点があります。

デュアルピクセルAFは
すべての画素を二つに分離し、全面を像面位相差AFにしたようなものです。
すべての画素をつかえる為、暗いところでも
画素加算などによってノイズを減らし、AFをすることができます。
また、絞って光束が変化しても画素密度が高いのでAFができます。

仕組み的には、カメラレンズの射出瞳の左側だけを用いて作った画像と
右側だけを用いて作った画像を使用するイメージです。
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実際にレンズの左側と右側だけを用いて撮影した画像
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視差が生じているのがわかります。
人間の眼と同じでこの視差によって
ピント位置を決めることができる。

ToFセンサー
レーザーを出して測距を行う特殊なセンサーです。
Tofとは(Time Of Flight)の略で、
光が返ってくるまでの時間で距離を測定するものです。
時間といっても光はすごい速いので、
光の波長の位相差を測定します。
かなり正確に距離を測定できますが、遠くまではレーザーを飛ばせない、
ガラス越しだと使えないなどの欠点もあります。

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2017年10月22日 (日)

・2017年も里の紅葉は期待できない

紅葉の季節になってきました。
ここ数年は里 (関東平野) の紅葉はきれいな紅葉になってくれません。
夏の気温なども原因の一つですが、
台風によって葉っぱが傷ついてしまうという理由が大きい。
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去年の鎌倉の紅葉

今年も超大型で非常に強い台風21号が10月後半になって
勢力を保ったまま関東に突入。
葉っぱがキレイに紅葉しないばかりか、
紅葉する前に散ってしまう可能性もある。

10月初めに日光に紅葉撮影しに行っておいてよかった…。

去年の鎌倉でも工夫すればなんとかアラは隠せる。
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2017年10月21日 (土)

・画質関係用語集

関連記事
レンズ関係用語集

画質関係で割と謎なワードはたくさんあります。
カメラ関係の話をしていると、画質の話になり、
たまについていけないこともあるかと思います。
その一例の紹介。

・線が太い、細い
シャープネスのかけ方の違いを表す用語。
線が太いとは、低周波成分のエッジを強調して
見栄えがする絵作りになりますが、テクスチャーなどの
ディティールが消失しがちです。
線が太いシャープネス画像
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線が細いシャープネス画像
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部分拡大
Hikaku

・ASIC
 エーシックと発音。画像処理エンジンの事。DigicとかBionzとかExpeedとか
 各カメラメーカでブランド名を付けているが、
 ASICの基本部分を作れる会社は世界でもそれほどない。
 有名なのがソシオネクスト(旧富士通)

・SN
signal-to-noise ratioの略。
信号処理の一般的な用語だが、
画質観点だとノイズ量を表すことが多い。
SNが良い⇒ノイズが無い。
SNが悪い⇒ノイズが多い。
画像処理でノイズをつぶすともともとの信号成分も失われるが
ノイズが減るのでSNが良くなったとか言ったりします。
SN悪い画像
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SNが良い画像
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・ゲイン
信号データを増幅すること。
スピーカーで例えると音量を上げること。
写真では暗い場所などでセンサーにゲインをかけることで
明るく写すことができる。
当然、ノイズも増幅される。
そう、ISO感度のこと。
ISO100からISO200にするのは、2倍のゲインをかけている。

・色が回る
一見すると意味の分からない言い回し。
色は、彩度、色相、明度の3つの種類に分類できます。
この中で、色相(色の種類)が変わってしまうことを、色が回るといいます。
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色空間は大体こんな図で表されて、色相が変わると、
回転方向に動くので色が回るとか言います。
iPhoneは空や光が当たる肌などで色が回りやすい。
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・画素欠
画素欠陥の事。
センサーには少なからず画素欠陥が存在する。
静的画素欠陥は、工場の出荷時に補正を行って見えなくしている。
また、ミラーレス一眼で利用される像面位相差画素も画素欠陥とみなされる。

ただ、宇宙線の影響などで後から発生する画素欠陥や
高感度や高温になると見えてくる動的画素欠陥は、
専用の画像処理が必要になる。
また、長秒時NRで除去もできる。

・3A
スリーエーと発音。
AE,AF,AWBのこと。デジカメは3Aがちゃんとしているので、
シャッターボタンを押すだけで適正に撮ることが可能になっている。

・画処理
画像処理の事。画像処理によってノイズや色再現など行っている。
ここがメーカーごとに思想が異なり、好みが分かれるところ。

・NR
ノイズリダクションの事。
ノイズを取ることで画質が良くなるかといえば単純にそうではない。
強すぎると、本来あった細かい模様なども消えてしまう。

・眠い
コントラストが低くてしゃっきりしていない画像の事。

眠い画像
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眠くない画像
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・マクベス

カラーチェッカー(色見本)のこと。
自然界にある代表的な色(肌色、空の色、葉っぱの色等)
を24色集めたものと、グレーのパッチからなる。
この色見本を元に各メーカは色作りをしていることが多い。
今はX-rite社からカラーチェッカーと言う名前で発売されている。
もともとは、グレタグ・マクベス社の製品だったことから
現在でもマクベスという人が非常に多い。

・サチる
サチュレーション(飽和)の略。
色飽和白とびしちゃうこと。

・リニアな
日本語で言うと「線形な」
センサーに入ってくる光の量と、
画像上での明るさが比例関係になっている状態。
最終的な画像ではガンマがかかるので非線形になる。

・ラーメン
偽解像の事。格子などの細かい模様の被写体を撮影した時に
間違った補間をしてしまい、ラーメンの器に書いてあるような模様が出る。

・検波値
撮像素子から出てくる値を3Aで使える形にしたもの。
RAWではなく、3Aに使用するためのデータ。

・階調飛び/諧調破綻/バンディング
夕景の空などで、グラデーション部分に
段差が見えてしまうこと
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極端な画像処理をすると発生することが多い。

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2017年10月14日 (土)

・水辺での三脚の使い方

以前の記事で三脚の基本的な使い方を書きました。

この際に、安定性を上げるために、
三脚の脚は太い方からのばす、と記載しました。
ただし、例外が有ります。

滝を撮影するときや、砂浜で風景を撮影するとき等
水辺で三脚を使用することがある。
このときは三脚の脚は細い方からのばす必要がある。

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水に浸かったりする場所では細い方から伸ばします。
図の左は太い方から伸ばした例ですが、
三脚のロック機構に水や砂が入り込み、
三脚を痛めてしまいます。
特に海水とかだと乾くと塩がかんで酷いことになる。

一方、図の右側のように細い側からのばすと
ロック機構に水が入り込みにくくなります。

細い方から伸ばしても、最後に三脚をしまうときには、
水分を拭いて水が内部に入り込まないように気をつけましょう。

ハスキーの三脚であれば、全部分解して
オーバーホールが自分でできます。
改造して脚を長くしたりもできる。


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